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辰野しずか氏デザインのスチール製オブジェ「Moment(モメント)」を「DESIGNTIDE TOKYO 2024」にて発表

 

 株式会社日本ベネックス(本社:長崎県諫早市、代表取締役社長:小林洋平、以下「日本ベネックス」)は、創業以来培ってきた精密板金加工技術と、クリエイターとのコラボレーションを通じて”新たな板金の可能性”を追求する「EETAL(イータル)」プロジェクトを立ち上げています。このたび、クリエイティブディレクター・デザイナーの辰野しずか氏と、スチール製オブジェ「Moment(モメント)」を製作し、12年ぶりに開催されるデザインイベント「DESIGNTIDE TOKYO 2024」にて展示発表することをお知らせいたします。

 

 

■「Moment(モメント)」について

 「Moment(モメント)」は、およそ1㎜の薄いスチールを折り曲げてつくったオブジェです。紙をテーブルにそっと置いた瞬間の浮遊しているような軽やかさと、幾何学的な造形から生まれる陰影が、空間の中で凛とした佇まいを生み出します。

 

 

■クリエイティブディレクター・デザイナー辰野しずか氏とのコラボレーション

 東京をベースに活動しているクリエイティブディレクター・デザイナーの辰野しずか氏と協働して製作した「Moment(モメント)」。辰野氏が素材と作り手の持つ特性と魅力を読み取り、それらを引き出しながら形にしたスチール製のオブジェは、整然と連続性を持って生み出される幾何学パターンのユニークさと、スチール製でありながらも一見紙のようにも見て取れる、軽やかさが生み出す凛とした無重力感を持ち合わせています。接着剤は一切使っておらず、スチール素材だけで作られているためリサイクルも可能なプロダクトです。

Photo: Masaaki Inoue
Styling: Yumi Nakata

 

 

■6種類のデザイン

「Moment(モメント)」のデザインは全部で6種類。好きなデザインからお選びいただけます。
※商品名:上から「Moment Case 1」「Moment Case 2」「Moment Case 3」「Moment Case 4」「Moment Case 5」「Moment Case 6」

 

 

■辰野しずか氏のコメント

 このプロダクトの正確で緊張感のあるディテールは、作り手の高い技術により実現できました。日本ベネックスは公共物や工業製品の板金加工を専門とする会社ですが、工場へ訪問した際に彼らの新たなものづくりに対する柔軟な姿勢と、手工芸のような繊細な技術があることに気づき、この作り手ならではと言える「新たな板金の可能性」を発見できました。

 彼らの良さを最大限に活かすために思い浮かんだのが、このシンプルなパターンが整然と並ぶ幾何学的な形状でした。板金の技術においては、有機的な形状と比べると幾何学的な形状の方が加工のわずかな歪みやズレが際立ちやすくなります。そのため、熟練された高度な技術が必要となり、作り手にとっても挑戦となります。このようなプロセスを経て、挑戦的で、高度な技術が生きたMomentのデザインへと辿り着きました。

 

 

■製品概要

製品名:Moment(モメント) 
販売価格 :税込149,600円  
デザイン:Case 1~6 ※全てクリームホワイト
発売日:2024年11月27日(水)
外形寸法 :594mm×420mm×46mm 
重量:約5kg

 

 

■デザインイベント「DESIGNTIDE TOKYO 2024」について

会場:日本橋三井ホール
住所:東京都中央区日本橋室町2-2-1 COREDO室町 5F
会期:2024年11月27日(水)-12月1日(日)
時間:11月27日(水)-30日(土) 11:00 – 20:00 12月1日(日)11:00 – 17:00
URL:https://designtide.tokyo/

 

■クリエイターについて

辰野しずか(たつの・しずか)

クリエイティブディレクター・デザイナー。ロンドンのキングストン大学プロダクト&家具科を卒業し、2011年からデザイン事務所を設立。物事に潜む可能性を探り、昇華して可視化することを強みに、実用的な道具や情緒的なオブジェなどを創造する。意匠だけではなく、ブランドの中枢となるコンセプトメイクや商品企画にも多く携わり、「ものづくりの軸」を見定めたシンプルな表現を心がけている。その活動は従来の枠組みを超え、プロダクトデザインを中心に、アートディレクション、展示空間ディレクションや、フードデザイン、アート製作など多岐に渡る。

 

 

■EETAL(イータル)プロジェクトについて

株式会社日本ベネックスが2021年に立ち上げたコラボレーションプロジェクト。

EETALが追求していくのは、”新たな板金の可能性”です。これまで培ってきた精密板金加工のものづくりの道にこそ、未知を見出してみたい。そんな想いを持った職人と、斬新な発想、アイディアを持つクリエイターの融合。何のためのどんなものになっていくのかーー

まだ誰も知らない板金のカタチを表現するプロジェクトです。

ブランドサイト: https://www.eetal.com/

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